木育

「木育とは・・・」
近年は、日常生活を送る中で、本物の木に触れる機会が非常に少なくなっています。木と見えるものも、実際は塗装やプリントで加工されたものも少なくありません。
本物の木を子どもの頃から身近なところで使っていくことを通じて、人と、森や木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いから生まれたのが「木育(もくいく)」という概念です。
アサモクのどんぐりの木
「子どもをはじめとするすべての人びとが、木と触れ合い、木に学び、木と共に生きる」
積み木で遊ぶ子供たち

「木育」事業には、日本に於ける木の文化への興味、山林を含めた自然環境への関心を持つ願いが、込められています。

アサモクでは木育ショールームというべき「東屋」を建築、各展示会に於いて木の楽器や玩具を子どもの遊戯ブースに設置して「木育」運動を推進しています。

質実剛健

家づくりにおいて、新築する時や、リフォームを行う際、皆様は家の骨組みである、構造材にどの程度、意識されていますか?水回りやキッチン、トイレやお風呂などの夢ばかりが先走って、家全体を何十年も黙々と支える木材に関して十分な知識や理解のないまま、家づくりが完了していることが多い気がします。

昔に比べると家の総工費における木材の比率は大変低くなりました。以前の木造家屋の材料の半分以上が木材でした。建具や窓周りも木製でした。現在ではプラスティック、金属、ガラスなどの材料に取って代られ、本当の木材(無塗装)に直に触れることも少なくなっています。真壁工法(柱の見える和式の壁の収まり工法)から大壁工法(西洋式の柱が見えない工法)に変わり、「大黒柱」と呼ばれるような、家を支える構造材も見るが事が少なくなりました。

私たちは、少し、太い柱で立てるだけで家の寿命を伸ばしていくことも可能であること、木材、特に構造材が家を長持ちさせるのにいかに重要なのか、情報を発信していきます。

温故知新

最近では清掃や手入れをしなくても使えるというような売り文句の商品を購入してはいませんか?家に関しての商材でも、建築資材でも塗装などで、メンテナンスフリーとする商品は多いですが、本当に家を長持ちさせるには、キチンと手入れをすることが必要です。

「雨仕舞」「シロアリ対策」など、水や虫から構造材を守る基本的な知識の組み合わせや、お手入れ(屋根の雨漏り防止や樋のチェック)をしていくことで、家の状態を長く保たせることが可能です。また逆に、家の内外でのちょっとした異変(音、匂い)に気がつくことも家の不具合を見つけるうえでは大切です。

創業者である先代は、雨が降る度に樋を見て回り、年に一回は職人さんと一緒に屋根に登って瓦のチェックを行っていました。高祖父が自身で設計した家屋も、現在では築130年を超え、国の文化財指定を受けていますが、亡くなった先代が地道に手入れをしていなければ、このような良い状態を維持することは出来なかったでしょう。家族からは「また職人さんを呼んで」などと言われていましたが、一方で少しでも不具合があったらすぐ直す姿勢が、結局は、経済的には安く家を維持することができるのです。

私たちは、日本の風土に適した伝統工法、在来軸組み工法と家の手入れを大切にしていきます。

凡事徹底


本来の家づくりは大工さん、職人さんたちの古くからの伝統工法のノウハウが結集したものです。

現在は全体の90%にも上るプレカット工法(機械加工で建築に必要なほぞ加工をすること)は、家をより安価にお施主さんに提供できるようになり、ハウスメーカーやローコスト住宅というシステムを作り出しました。 その反面、切込みに必要な職人技が不要になり、多くの地場の職人さんの仕事が、あまり技術を必要としない、プレカット加工済みの木材を組立てるだけの仕事に取って代わられました。

昔は現場の大工の棟梁が、家づくりに於いては大きな裁量を持っていましたが、現在は、お施主さんの要望を聞く注文住宅が主流で、本当にこだわりのある建築をする棟梁はごくごく限られるようになりました。

安価な石化系の建築材料は揮発性物質を発生するため、シックハウス、アトピー、アレルギーなどの昔では考えられなかった現代病の原因を起こしているのではないかと言われています。 住宅性能を向上させる国策の一環で、断熱性や省エネ技術を推進する政策や補助金が多くなっていますが、仕様書上の性能向上ばかりが先行して、間取りや実際に住む人の環境に配慮することが少なくなっています。

私たちは「自然素材の家」「地熱の家」など、従来のエアコンや技術だけに頼らない、自然と調和した家、水と空気が自然に近い家づくりを推進します。

PAGE TOP